デフレ対策

民主党の意見募集欄と経済産業省の意見欄に次の意見を書き込みました。
「DIAMOND Olineの記事「【野口悠紀雄 未曾有の大災害 日本はいかに
対応すべきか】◆今年は日本の製造業の正念場」で次の事を指摘しています。
「雇用の問題は深刻である。表面上の失業率が低いからといって、
安心はできない。企業は大量の過剰雇用を抱えているからだ。新卒採用も厳しい。
 だから、新しい産業を興して雇用を創出するしか方法はない。
最重要の課題は、雇用を増やし、所得を上げることだ。この2つは、
別のことである。
介護を例にとろう。介護部門での雇用が量的に増えたのは、これまで
みたとおりだ。仮にそれがなければ、現在の失業率は、10%近くにまで
上昇したことだろう(介護統計と比較)。
 しかしこの分野の賃金は低いので、日本の所得は下がった。これが、
「デフレ」と呼ばれる現象の本質である。製品価格が下がることが
問題なのでなく、賃金が低下することが問題なのだ。
これまで述べてきたように、製造業が雇用を減らし、賃金の低い部門が
引き受けた。だから、全体の所得が落ちた。これが90年代以降の日本の
衰退過程である。」
新しい高付加価値の産業を興さなければいけません。
ここは日銀に50兆円の国債を無利子、返済必要なしで買って
貰って、復興資金、企業の新事業起こし、研究開発、新工場建設、
ベンチャー資金、新産業起こしにお金を出したら良いと思います。
お金の使い方が問題なのです。
良き使い道に使って円高対策、景気回復(デフレ脱却)、失業者無しにして
欲しいです。」
金を沢山もらえる産業を起こさなければならない。